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事故を防ぐ蓄光製品の有効性

当社の蓄光製品がYAHOOニュースに「農家ですら流される、用水路の水難事故をなくせ 最新の安全対策技術を一挙公開」と題して紹介されました。
 
毎年のように発生する用水路での水難事故は多い年で年間80人ほどが転落して亡くなっています、実は、場所別では、海、河川に次いで、用水路は3番目に死亡・行方不明者数が多い現場です。そして、慣れているはずの農家ですら命を落とすこともあります。
本来は、農作物を育て人の命を育む用水路です。大事にしつつ、かつ事故が起こらないように安全性を高めなければなりません。
当社は用水路や排水路の安全確保を目的に設立された水難学会に所属しております。
その中で水難学会農業用水施設事故安全対策技術調査委員会は、用水路の転落事故を調査し、転落を防止したり、転落しても気絶したりしないようにする技術開発を行っており、当社も積極的に技術開発に携わっております。
そのような背景の中で、当社の蓄光製品が転落防止に役立つということでYAHOOニュースに掲載していただきました。特に用水路で命を落とすことがなくなり、かつ費用を抑え、場合によっては景観にも配慮できる技術の実現が注目されたようです。

以下は記事内容です。
太陽や照明からの様々な色の光をエネルギーとして蓄えて、夜間には緑色などの決まった色の光を出すのが蓄光材料です。図7左の製品は12時間後でも十分な視認性を確保できる10 mCd(ミリカンデラ)で発光します。最大の特徴は、水の中でも電源なしに十分な輝度で光り続けることです。図7右には深さ1.5 mのプールに設置したプールフロア上に張り付けた蓄光製品を示します。水中で長時間にわたり光り続けていました。これなら道路冠水が始まっても道路と水路との境界線を明示できますし、屋内浸水時には全停電の中で避難方向を示し続けることが可能です。床に張り付けるだけなら、特段の工事は不要です。

図7 左 蓄光材料を表面に載せた鋲 右 蓄光材プレートの水中での発光特性
(左 株式会社シーエー資料から転載 右 水難学会撮影)
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